こんにちは、サフォクリニック医師・白壁聖亜です。
切るフェイスリフト、切らないフェイスリフトはどのくらい料金に差があるのでしょうか。
それぞれのコストパフォーマンスも気になりますよね。
しかしお値段だけで決めると後悔する可能性もあるのです。
どういう事なのか、詳しく説明していきます。
切るフェイスリフトの相場
サフォクリニックではSmallデザインを150万円〜提案しています。
ただ、たるみや加齢の状態で切開のサイズが変化しますので、しっかり診察を行った上でお見積もりいたします。
高い効果が得られるだけあって、やはり高額ですね。
そうですね。
ただ、フェイスリフトは1回の施術ではっきりと若返り効果があらわれるので、糸やリフトや機械で定期的にリフトアップをするよりコストパフォーマンスがよいという方が多いです。
確かにそうですね。
根本的からたるみを改善して5~10年効果が持続するフェイスリフトは、やはり魅力的です。
フェイスリフトはただ皮膚を引き上げるだけでなく、SMASを理想的な形に整える施術です。
SMAS下層は、顔面神経や血液ネットワークが張りめぐらされている場所。
これらを傷つけず安全に、かつ美しくデザインするには卓越した技術を要求されます。
ほかのリフトアップ術と比べても、フェイスリフトは非常に高度な施術なのですね。
ほかのクリニックも含めて、フェイスリフトの相場はどのくらいですか?
手技手法などそれぞれですので、他院のことはわかりかねますが、診察をすることではっきりした金額がわかるはずです。
それぞれの状態があるので一律いくらと言うのは難しいと考えます。
安いクリニックと高いクリニックでは、どちらがいいのでしょうか?
料金で比べるよりも、医師が高い技術と十分な経験を伴っているか、きちんとカウンセリングやフォローアップをおこなうクリニックかという点がポイントになります。
料金が安い=質が悪いということではありません。
ただ、コストダウン重視で十分なカウンセリング・説明が得られないようなクリニックはおすすめしません。
症例の多さや、術式の進歩もおすすめできる点となります。
料金だけでなく、内容もしっかりチェックする必要があるということですね。
そうですね。
同じような施術に見えても、クリニックによって切開位置や縫合の仕方に細かい差があります。
その差が最終的な仕上がりを大きく左右するので、クリニックはよく吟味して選ぶべきです。
クリニックを吟味する方法としては、何があるでしょうか?
まずは診察を受けて、過去の症例写真を見せてもらうとよいですね。
クリニックによっては、ホームページでも公開していますが、正面から見たときのバランス、仕上がりのナチュラルさ、切開した部分の傷の様子などに注目して、ご自分の理想に合うクリニックを検討してください。
いずれにせよ診察ありきかと思います。
スレッドリフト(糸リフト)の相場
スレッドリフト(糸リフト)の相場はどのくらいなのでしょうか?
ほかのクリニックを含めた相場としては、30〜50万円ほどです。
糸の種類や本数などによって、料金に開きがあります。
糸の種類と効果持続によって変わってきます。
糸にはどんな種類があるのでしょうか?
サフォクリニックでは、VOVリフトの糸を使っています。VOVリフトはPCLです。
PCLとは何でしょうか?
糸の素材です。
体内で溶ける素材ですが、PCLは分解速度が遅いのが特徴ですね。
あくまで目安ですが、PCLは24~36ヶ月の持続力があるとされています。
まとめ
フェイスリフトの相場について知ることができました。
料金の違いだけでなく、内容もしっかり吟味するべきですね。
料金だけでは分からない部分が多いと思うので、ご不明点がある場合はぜひカウンセリングへお越しください。
記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
経歴
- 2007帝京大学医学部 卒業
- 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
- 2019シロノクリニック非常勤勤務
- 2020サフォクリニック理事就任
- 2022サフォクリニック副院長就任
所属学会・資格
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本美容外科学会(JSAPS)会員
- 国際美容外科学会(ISAPS)会員
- 日本レーザー医学会会員



切るフェイスリフトというと、費用が高額なイメージがあります。
実際のところ、どのくらいかかるのでしょうか。