みなさまこんにちは。
看護師のTです。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は美容に興味のある方ならもうご存知、
エイジングケアの代表格
PRP
PRPとはどんなものでどんな効果があるのか
2回に分けて詳しくお話ししていきたいと思います✨
PRP療法とは
自身の血液内のPRP(多血小板血漿)を利用する再生医療です。
今では美容医療に使用することで有名ですが、元々はスポーツなどで怪我をしてしまった場合の治療に使用されていた治療方法です。
血小板とは、怪我をした時、カサブタを作り傷を元通りに治してくれるのに重要な役割を果たしてくれます。
傷がなぜ治るかというと、
血小板にはサイトカインなどの成長因子の分子が多く含まれており、
その分子が傷に働きかけることで組織修復を促進してくれるのです。

PRP療法は、この血小板の“自分で自分を治す力(自己治癒力)”
をサポートする治療法です。
血液の中から特殊な方法で血小板を多く含んだ成分を取り出し、直接注入することで、皮膚細胞を再生させていきます。
徐々に効果が現れていきますので、周囲の人に気づかれることなく、アンチエイジング効果が期待できます✨
ヒアルロン酸やボトックスなどの他の注入法とは違い、
自身の血液から再生に必要な成分のみを注入するので
アレルギーや感染症の心配もないので安心ですね。
ではここで
PRPはどうやって抽出されているかご紹介したいと思います。
1 採血を行います

2 採血した血液を遠心分離機へかけ、分離させます
3 分離した血液の中からPRPのみを採取します
4 PRPの完成です
出来上がったPRPをそれぞれの部位に注射して終了です。
次回はPRPの効果やメリット・デメリットについて
お話しさせていただきたいと思います。
暑い日が続いておりますが、気温差で体調など崩しませんようになさってください
最後までご覧いただきありがとうございました🌸
記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
経歴
- 2007帝京大学医学部 卒業
- 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
- 2019シロノクリニック非常勤勤務
- 2020サフォクリニック理事就任
- 2022サフォクリニック副院長就任
所属学会・資格
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本美容外科学会(JSAPS)会員
- 国際美容外科学会(ISAPS)会員
- 日本レーザー医学会会員
