こんにちは、サフォクリニックの白壁聖亜です。
メリットの多いビーズ式二重ですが、デメリットはあるのでしょうか?
ダウンタイムの期間や腫れの強さ、強度についてお話します。
デメリット①8日間ビーズをつけたまま
最大のデメリットは、8日間ビーズをつけたままになる点です。
ちょっとした外出程度なら黒縁の眼鏡をかければ目立ちませんが、お仕事となると難しいかもしれません。
抜糸後のダウンタイムを含めるとだいたい10日くらいですよね……。
そんなに休めないという場合は、ビーズ式は諦めたほうがいいのでしょうか。
お休みをとるのが難しい場合は、片方ずつ施術するという方法もあります。
施術したほうに眼帯をつけてご出勤されるイメージですね。
両目同時の施術よりも割高ではありますが、方法がないわけではないですよ。
それならあまり休まずに済みそうですね。
シャンプーや洗顔はできるのでしょうか?
施術当日のシャンプーはできませんが、翌日からゴーグルをつければ可能です。
洗顔時は、目の周りを避けてください。
コンタクトレンズはどうでしょうか?
抜糸まではコンタクトレンズの装着ができません。
ソフトレンズやカラーコンタクトも同様です。
施術から10日間ほどは、眼鏡をつけて過ごしていただくことになります。
アイメイクもできないですし、可能なら1週間ほど自宅に篭るのがよさそうですね。
それが一番ではありますね。
お仕事などで難しい事情がある場合は、ぜひご相談いただければと思います。
デメリット②腫れが強い
ビーズ式はかなり腫れるというお話でしたが、なぜそんなに腫れるのでしょうか?
確かにビーズ式は抜糸までの腫れがすごく強いんです。
より糸(ねじった糸)でわざと炎症を起こすビーズ式二重の性質上、どうしても強い腫れが必要なんです。
抜糸までの8日間は我慢ですね……。
まぶた全体が腫れるのでしょうか?
個人差がありますが、腫れが強く出るのはビーズ部分からまつ毛までの間です。
腫れの強さだけでいえば切開式を上回ることもあります。
埋没式とは全然違うんですね。
そうですね、過去に埋没式をされた方は全く別物と思っていただいたほうがいいでしょう。
ですが、抜糸をした後は急速に回復していきます。
個人的には、腫れが強くても短い期間で引いてくれるほうが嬉しいです。
腫れやすさはまぶたの状態によって個人差がありますが、ご参考までに症例写真を見比べていただくこともできます。
具体的に検討したい場合は、ぜひご利用ください。
デメリット③元に戻すのが難しい
ビーズ式で二重にしたけれど、やっぱり一重にしたい。
そういう場合、元に戻すことは可能なんでしょうか?
幅や形の修正はともかく、一重に戻すのは難しいです。
戻す可能性を残したいなら、埋没式のほうが向いていると思います。
埋没式なら元に戻せるんですか?
時間が経過していると難しいケースもありますが、基本的には糸を抜けば元に戻ります。
しかしビーズ式は生まれつきの二重のような強固な線を作り出すので、なかったことにするのは難しいんです。
逆にいえば、それだけしっかりとした二重になるということですね。
そうとも言えますね。
たとえば埋没式で二重を経験された方で、次はどこに線を作りたいか具体的なイメージが固まっている。
今度は消えない二重が欲しい。
そういうケースでは、ビーズ式は非常に向いていると思います。
初めての二重で、ビーズ式に挑戦する方もいらっしゃるんですか?
もちろんいらっしゃいますよ。
幅やデザインについては、経験豊富な医師が丁寧にカウンセリングさせていただきます。
理想の二重に向けて、どんどんご要望を伝えていただけると嬉しいです。
まとめ
ビーズ式二重は腫れが強いことは気になるものの、我慢した分キレイで半永久的な二重が手に入るのはやはり魅力的です。
そうですね。
1週間ほどお休みが必要ではありますが、天然に近い美しさはビーズ式の強みです。
片方ずつの施術もおこなっておりますので、ぜひご相談ください。
記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
経歴
- 2007帝京大学医学部 卒業
- 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
- 2019シロノクリニック非常勤勤務
- 2020サフォクリニック理事就任
- 2022サフォクリニック副院長就任
所属学会・資格
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本美容外科学会(JSAPS)会員
- 国際美容外科学会(ISAPS)会員
- 日本レーザー医学会会員



ビーズ式二重のデメリットについてしっかり聞いておきたいです。