フェイスリフトの手術を受けた後に、つっぱりを感じる方もいるのではと悩んでいませんか?
今回は、つっぱりが改善される期間や、つっぱりがひどい場合どのように対処するべきかをミア先生にお聞きしました!
フェイスリフト後のつっぱり期間
つっぱりは傷口が硬くなっている間に起こります。
術後は麻酔などの影響でつっぱりを感じにくいですが、手術をしてから大体2週間後くらいが1番つっぱりを感じてしまうケースが多いです。
術後の腫れが1週間くらいあるとして、腫れが落ち着いてきたらつっぱりを感じるようになります。
つっぱり自体は、約1ヶ月程度で落ち着いてきますよ。
施術後1ヶ月くらいはつっぱる感じが続いてしまうんですね。
最新技術を使ってもつっぱりは避けられないでしょうか?
技術によってつっぱりを最小限にすることは可能です。
最新技術で知られているディーププレーン法だと皮膚を剥がす範囲が狭いので、しっかり上げられるのが特徴です。
皮膚の組織を剥離することで傷口が引っ張られることもなく、つっぱりを最小限に抑えることができます。
万が一、施術後につっぱりがひどい場合はどのように対処したら良いのでしょうか?
どうしてもつっぱりがひどい場合は、2種類の機械を使用して傷口を治したり、術後の腫れを早く治療したりします。
他にもビタミンCの点滴をしてダウンタイムを早める方法などもあるので、実際に状態を見て適した方法でアプローチしていきます。
つっぱりがひどい時の対処法
どのくらいのつっぱりだと修正するレベルになるでしょうか?
フェイスリフトの術後につっぱるのは非常に稀なので、修正することはまずないです。
フェイスリフトより、ネックリフトでつっぱってしまう方が多いと思いますが、修正しなければいけないレベルは歴史上非常に稀ですね。
そうだったんですね。
ところで、見せていた症例写真(下記)で映っている方が笑っているように見えるのは、引っ張られたりつっぱったりしているからなのでしょうか?

こちらの写真は引っ張りが強くて笑っている状態でなく、口横のたるみが無くなったことで口角があがっている状態です。
引っ張られることにより笑っているように見えてしまうかもしれませんが、フェイスリフトを行なったことでたるみが改善し、本来の顔立ちに戻った症例写真ですね。
つっぱって口角が上がっているわけではないんですね。
こちらが自然な表情なのであれば、とても素敵です!
ダウンタイムからの回復が早かったり、成功しやすかったりする方の特徴はありますか?
施術を続けてきて精神論ではありますが、つっぱりなどを気にせずに日常生活を普通に過ごしている方は回復が早いなと思います。
確かにどんなフェイスリフトを受けるのかによって回復する期間は異なりますが、術後も体を動かして血液の循環を良くしている方は、傷口の治りも早い印象がありますね。
まとめ
施術後のつっぱりに対して不安になることもありましたが、フェイスリフトについての知識を深めることができてよかったです!
やはりしっかりとカウンセリングを受けて悩みを相談し、自分に適した術式で向き合ってみたいと思います。ミア先生、貴重なお話ありがとうございます。
記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医
白壁 聖亜
経歴
- 2007帝京大学医学部 卒業
- 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
- 2019シロノクリニック非常勤勤務
- 2020サフォクリニック理事就任
- 2022サフォクリニック副院長就任
所属学会・資格
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本美容外科学会(JSAPS)会員
- 国際美容外科学会(ISAPS)会員
- 日本レーザー医学会会員



これまでの話を聞いてみて、フェイスリフトにとても興味が湧いてきました。
ただ、フェイスリフトを行った後のつっぱりが残ってしまわないのかが気になります。
施術後につっぱる感じはどのような形で治っていくのでしょうか?