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日本人顔のフェイスリフト手術で難しいタイプの顔貌

上の3つのタイプが難しいタイプです
1)丸型
2)四角型
3)洋梨型
共通して言えることは面長ではなく「顔下3分の1」がシャープではない事です

1)丸型顔貌

生まれつき丸顔なのか顎が短く頬が出ていて年齢と共に頬の肉がたるんで丸顔になってきたのか
状態にもよるが顎が短いために首に脂肪がたまり広頚筋がゆるんだ状態で丸くなる。

a) 首のたまっている脂肪を吸引しゆるんだ広頚筋を引き上げた
レントゲン上で術後広頚筋(白い線状)が絞まり脂肪が吸引されたのが良く分かる

b)顎が短いために首も短く、狭い中に脂肪とゆるんだ広頚筋で膨らんでいる

この場合は出来る限りゆるんだ前方の広頚筋を縫縮して首を持ち上げることで
首が長くなり顎が少しでも前に出る。レントゲン上でも広頚筋の弛みが見れる


右の術後レントゲンで白くなった部分は上のイラストの様に広頚筋内側で絞め合わせた部分である

2) 四角い顔
元々 顎が短く、いわゆるエラが張っている(下顎角が突出)人を云いますが、実際には
咬筋(ものを咬む筋)の発達している人も四角い顔です(アスリートに多いです)。

昔の日本人は硬いものを食べていたので顔が大きく四角かったのはこのためです。

最近ではBOTOXを咬筋に打って小さくしますが、この当時はその様なものが無いので骨を削るか、顎が短い方の様に頤部にシリコンインプラントを挿入することでフェイスリフト効果を出していました。

3)洋梨型の顔貌
年を取るとこのような顔の方がおられます(特に男性に多いです)

Egg Typeになってますが洋梨型の方が分かりやすく、もっと分かりやすい言い方にブルドックタイプがあります。

フェイスリフトには最も難しい顔貌ですが上手に行うと最も効果の出る顔貌です。

この口角の外側にあるBuccal fatが突出すると口角下にマリオネットラインと言われる溝が出ます。
このBuccal fatは袋に入った脂肪の塊で、頬がこけると言う状態はこの脂肪が吸収した状態です。
下のイラストを見てください。この口角の下にぶくっと飛び出すのはBuccal fatと言います

人は年を取ると脂肪細胞が縮小します。袋の中に入った脂肪も小さくなります。

立位ですとこの袋の上方に空間が出来ますので脂肪は重力で下方に塊となって下垂します。
上方は窪みとなり下方は膨らみとなります。またまた乳房を例にとりますが張りが無くなると下垂乳房になり下に膨らみが出ます。
同じ原理です。
この脂肪は口腔内からも簡単に取れるのですが取ればとるほど頬はこけて口角外側は膨らみます。
したがってこの脂肪の取り過ぎは厳禁です。

口腔内から取るのは若いうちだけで肌に張りがある時に、それ以外はフェイスリフトの際に行うことをお勧めします。

この方はフェイスリフト術中に直視下にて適度にBuccal fatを摘出しました
同時にSMASと皮膚も持ち上げたので頬の陥凹も防ぐことが出来ました。

以上顔の形にあったフェイスリフトの手術についてお話しましたが。1994年の学会発表による症例です。
2020年現在のフェイスリフトはより進歩したのですが、実をいうと私のフェイスリフト術式は2019年(昨年)から一時やめていたこのSMAS三角弁法を更に進化した術式に戻してます。

何故か? この件に関しては学会で報告した後で皆様に報告します。

記事監修医師プロフィール

サフォクリニック副院長/美容外科美容皮膚科医

白壁 聖亜

経歴

  • 2007帝京大学医学部 卒業
  • 2010湘南鎌倉総合病院形成美容外科勤務
  • 2019シロノクリニック非常勤勤務
  • 2020サフォクリニック理事就任
  • 2022サフォクリニック副院長就任

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 国際美容外科学会(ISAPS)会員
  • 日本レーザー医学会会員

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