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2005 法令線はフェイスリフト手術で本当に消えるのか

答えは「No」です
まず法令線の出来る原因から考えてみましょう
頬には「頬の脂肪」があります

左の写真の様に若いころは頬の脂肪は頬骨の上で横に広がったいます
下に何本かの細い線が見えますがこれが広頚筋(首の筋肉)の位置です。

若い頃はこんな高い位置まで首の筋肉は上がっています。
又眼輪筋(目を取り巻く筋肉)の外側も上の右イラストのように下垂します。
同様に老化すると右のイラストの様に広頚筋が下垂して縦長になり、同時に脂肪も縦長になり法令線の上で止まります。

法令線が深くなったように見えるのは隣に出来た高い山で、溝が深く見える様になったからです。
鏡をもって寝た状態で顔を見てください、法令線は浅くなります。

これを改善するには
1)脂肪を引き上げて元の位置に戻す。
2)広頚筋の位置をもとの高い位置に引き上げ戻す
3)頬の脂肪を吸引、または溶解させる
4)溝の深さを山の高さに注入で合わせる

今回のCable Suture法は1)脂肪を糸を使って元の位置に戻す方法で、米国のゴードン佐々木が開発したものです。
日本ではサフォに在籍中の鈴木芳郎先生がゴードンから直接習いサフォで初めて行いました

ゴードンは法令線のところに1ヶ所小さな針穴をあけそこから2002年には側頭部に向け糸のついた長針を挿入し、側頭筋膜に、2004年には同じ穴から垂直に下眼窩骨膜まで頬の脂肪を引き上げ固定しました。
これが後の糸による引き上げリフトの起源でした。

2)の広頚筋をもとの位置に戻す方法は今まで述べてきたSMASを頬骨方向への引き上げることで頬の脂肪を若い位置にもどします

1)が絨毯の上の座布団を直接引き上げたのに対して
2)は座布団を乗せたまま絨毯を引き上げた状態で脂肪も高い位置に戻り効果的及び効果の持続性は 数倍2)が勝ります。

しかしこれで完全に法令線が消えたかというと浅くなったといった方が正解です。
3)頬の脂肪を吸引や溶解させると顔がフラットになり寂しい顔になります。
年を取ってからはお勧めしません

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